たそがれ フットサル。

みなさんこんばんは

KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。

最近めっきり日が暮れるのが早くなり寂しさを感じ始めました。日没直後を黄昏時(たそがれどき)と言います。この言葉もまた寂しさを加速させますね。「たそがれ」とは夕暮れ時に 相手が誰なのか識別出来なくなる暗さの時間帯で「誰そ彼」(そこにいるのは だれですか?)から来ているらしいです。ちなみに 対となる夜明け前の暗い時間帯は「かわたれどき」と言うようです。「彼は誰」ということでしょう。

今日は先日行ったフットサルの様子を書こうと思います。フットサルのことを書くのは久しぶりになります。

10月15日(月) 久し振りのカリキュラム「フットサル」を行いました。子供たちも 楽しみにしていてくれたであろうと思います。だからこそ 子供たちは勿論だが私たちも怪我をしてはならない。

久し振りと言うこともあり みんなが迷わないように 心が波立たないようにメニューの流れは変えないことにしました。

この日のメニューは

○あいさつ ○準備体操 ○ランニング ○ウーミングアップ A・B ○パス練習

○シュート練習 ○紅白戦 ○あいさつ ○そうじ 終わったら車で帰ります。

今日の目標は3つ。

① とにかく「楽しむ」。

② 絶対「怪我をしない・させない」。

③ 自分の限界まで「待つことを覚える」です。

○(あいさつ) 世の中は挨拶から始まります。あいさつはキッズテックの要である 分離礼だ。みんなから信頼のあるA君にあいさつ当番になってもらい 先輩の一言で「ビシッ」と締めます。「よろしく お願いします}。

○準備体操は 私がやり みんなの状態を観察します。身体を動かす感じを見たり 自分勝手になりそうな気持ちのムラなどがないかを見ます。そして何よりも同じ体操をする「聞く耳」があるかどうかです。この聞く耳があるかどうかは指導が行き届くかどうかの分かれ目です。

○ランニングは フットサルコート2周です。動きのあることで 多少バラバラ感が出て来ますが まだまだ想定内です。

○ウォーミングアップで身体を温めて 少し汗をかかせます。この日のウォーミングアップはAとB。メニューAは ボールを使わずジャンケンや追いかけっこの応用です。この日の新メニューは 先生たちが子供たちを追いかけてタッチするゲームです。ただの追いかけっこですが 説明の時からワクワクするように 説明から食いついてくるように 「ゾンビゲーム」と名付けました。(何故か子供たちは ゾンビが好きだから)。実は このゲームが今日の一番の目標でもありました。ゾンビとなった先生たちは 子供たちの背中をタッチしようと追いかけます。タッチされた子供は 全員がタッチされるまでその場で静かに待ち続けるゲームです。動くことと静かに待つことの両極端という私からの挑戦状に 子供たちは応えられるでしょうか?スタートの声とともに逃げる子供たち。追いかける先生たち。

結果は大成功。驚くほどにジッと座って待てていました。一年前には 考えられない光景です。

ウォーミングアップBは いよいよボールを使います。お互いに名前を呼び合うパス練習からシュート練習です。ゾンビゲームで疲れたのか シュート練習でも 列を崩さず順番を待ちます。大好きなシュート練習ですから ウズウズして心が波打ちそうですが これも難なくクリアしました。そればかりかシュートの技術もあがり ほとんどのシュートがゴール枠をとらえます。ここのところ急に大きくなって来たこどもたちの身体の影響だろうか?成長を実感します。

○試合は紅白戦です。「勝ち負けの結果じゃないよ」「ここまでの過程が大事だったんだ」「あとは怪我のないように終わり 笑顔で帰ってくれ」と心の中で願いながら ホイッスル・・・。

結果は 1対0で白チームの勝ちでした。いちばん驚いたことは この試合が パスから始まったことです。フットサルでは いつもパス練習はしているものの  パスのような連携が苦手です。その子供たちが パスから始めたのです。あまりに突然な行動なので見逃しそうでしたが 平然とパスをした姿に 只々感動です。そして 誰ひとり遊んでいない全員参加のフットサルができたことも驚きでした。

フットサルのカリキュラムが終わり「ホッ」としたいところですが 運転があります。送迎の車に子供たちを乗せ 体育館を出た時には すでに帰路を急かすような黄昏時。ひと息つくには もう少しです。

子供たちの底知れぬ成長と 先生たちの悲しいほどの体力の衰えがコントラストを生んだ一日でした。

 

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