みなさんこんばんは

KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。

最近は  脳科学者なる人を よくテレビでみかけることが増えた。その中で印象的だったのが「脳が恋をする」と「とにかく人間は 脳がすべてを決める」という言葉だ。

「恋愛は 心でしょ」と胸のあたりを叩いても そこには肺や心臓があるだけだ。心臓は何も思はないし決定もしない。心臓がドキドキするというトキメキも 脳が信号を送っているからと言う事実。

テニスのレッスンをしていた時は 自分には実感はなかったが 結果的には脳科学を活用していたようだ。

テニスをしていると脳は 練習のすべてのショットを記憶してしまうと言う。 そこにはミスショットやナイスショットの区別もない。ただ脳裏に数多く刻み込まれたものを 忠実に出力しようとする。アマチュアの場合 あきらかにミスショットの方が多いので ミスショットが脳裏に刻まれてゆくことになるわけである。あきらかに悪循環だ。だから最後の一球は 本人自身と脳に 良い印象を持たせるようにと良いショットを打たせて終わらせるようにしていた。本人も気持ちいいし 脳へのご褒美にもなる。これが脳科学のようだ。

また 言葉は左脳。画像は右脳。言葉には否定形が存在するが 画像には否定形がないらしい。

「ボールをネットにかけないように」と言うと 脳は「ネットにボールがかかった映像を描いてしまう」。だから「コート内にバウンドするボールを 打ちなさい」と言わねばならない。

私たちは 指導する時に否定形の言葉を使うケースが多くなってしまう。しかも できない子供にほど 否定形が多くなりがちだ。こんな時は子供たちの心に届きにくいものだ。反省の余地ありだ。

言葉のチョイス 一つで伝わるものもたくさんあることだろう。だから私たちは もっと脳科学を取り入れて指導する必要があるのかも知れない。
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