みなさんこんばんは
KidsTech尼崎教室の高家です。
6月も残りわずかとなり、7月を迎えようとしています。夏が近づいている感じで、半袖姿の子供たちが増えてきました。
さて、玉江橋教室では「ふわふわ言葉とちくちく言葉」について、SSTを行いました。
人が言われて嬉しくなる言葉（ふわふわ言葉）と人が言われて嫌な気持ちになる言葉（ちくちく言葉）に分け、子ども達に「すごいね」や「きらい」などの言葉がどちらの言葉になるかを考えてもらいました。
「ありがとうをちくちく言葉」と反対に言ってみたりする子、「ちくちく言葉しか家で言っていない」と自分が普段使っている言葉を振り返る子もいました。
また、尼崎教室でも同様に相手が傷つく言葉について話し合う時間を設け、子ども達に考えてもらいました。
特に、発達に凸凹がある子ども達は思ったことをそのまま言ってしまい、相手を傷つけてしまうというケースが多いのではないでしょうか。
先生や保護者の方は「そんなこと言っちゃ駄目でしょ」や「謝りなさい」と言ってしまいがちですが、その場は解決出来ても、まだ問題は残っています。
それは、言った本人が“どうして叱られたのかが分かっていないということ”です。
本人としては感じたことを悪気なく言っているので、どうして叱られたのかが分からないままになってしまいます。そのため、相手が嫌な思いをした理由を説明したり、次からはどういう言い方をすれば良いのかを伝えたりすることが大切だと思います。
言葉は、使い方によって、相手を嬉しくしたり、傷付けたりしてしまうものです。特に、日本語は、言葉の裏にある相手の気持ちを汲み取ることが必要であり、言い方一つで意味が変わってしまう複雑な言語でもあります。
ＳＳＴを通して、「こんな風に言えば、相手に自分の言いたいことが伝わるんだ」ということを少しずつ学んでいく中で、社会に出ても、色んな人と関係を築くことが出来るようになって欲しいと願います。
本日も一日お疲れ様でした。
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