セミの常識

みなさんこんばんは。

キッズテック蒲田教室の瀧川です。

7月に入ったばかりだが 大人は梅雨明けが 子供達は夏休みが楽しみなことだろう。そうなればセミの季節だ。

「セミは地上に出てから 1週間程しか生きられない」とは昔から誰もが聞いている言葉だ。なのにセミの死骸が少ないことに疑問を抱いた岡山の高校生が ある実験で 「セミが実は 1か月程生きる」ことを証明した。

私も小さい頃セミを捕まえた時 ボロボロになった羽根をみて セミにとって過酷な地上を想像するとともに 同時にセミの1週間の寿命説を疑った一人だ。なぜなら あのセミたちの羽根には 1週間以上の生活感を感じさせる何かがあったからだ。

私と岡山の高校生の違いは 何なのか?それは「疑問」をもってからの差だ。疑問をもっても何も行動に移さなかった私。疑問に対して行動をおこした高校生。

「疑問」を解明した調査方法は 捕まえたセミの羽根に油性ペンで番号を書く。その数863匹。番号を書いたセミを放して再捕獲するという方法。

863匹のうち15匹を再捕獲し 4匹を再々捕獲したという。結果アブラゼミが32日間 ツクツクボウシ26日間 クマゼミ15日間は地上で生きると言う結果に至った。実験としては 幼稚な感があるが 泥臭い調査方法とは言え これを考える力と彼の実行力はピカイチだろう。

また理路整然とした考え方や行動をみたら キッズテックのプログラミングの「スクラッチ」のブロックを一つ一つ つないで行くような作業に感じた。きっとプログラミングにたけた生徒は 岡山の高校生のような思考回路を持つようになるのだろう。

私は学生の頃 数学でルートを学んでもしっくり来なかった。「これからルートを使うのだろうか?」と思ったからだ。実際社会人になってルートを使った記憶はない。だがプログラミングのカリキュラムは目に見える方法でブロックを組んで行くため解決方法がハッキリ見えるのが有効で 思考回路が整理されてゆく。キッズテックでのプログラミングカリキュラムで思考力と同時に実行力も身に付けて欲しいものだ。

しかし あれだけまことしやかに言われていた「セミの寿命1週間説」は何の根拠で何処から生まれたものなのだろうか?確かに「たまたま長生きのセミだったのでは」の疑いはあるものの 改めて常識を疑わなければならないことを痛感したニュースだった。

 

 

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