みなさん、こんばんは。
キッズテック運営事業部の宇野です。
大型だと言われた台風もやっと日本列島を通り過ぎ、
やれやれというところ。
皆様、大丈夫でしたでしょうか？
また、今朝はとても涼しく、やっと秋を感じることができました。
イベント盛りだくさんの秋を満喫していきたいものですね。
さてさて、
キッズテックに通ってきてくれている子供達にも、日々様々な出来事が起こります。
それらに対応できるような支援の方法を考える時、
いつも「ことば」、伝え方が付きまといます。
「ことば」なしでは相手に伝わらない。
でも、その「ことば」の選び方、伝え方はとても難しいですよね。
随分以前になりますが、日々関わる支援の中で、
どうしたらわかってもらえるか・・・
どうしたら伝わるか・・・
と途方にくれていたとき、
水泳のコーチで、オリンビック選手を教えておられた方から、こんな話を聞きました。
ある選手のクロールの時の手のひらの向きが、どうしてもおかしい。
その選手の手のひらを下にむけさせることができたら、もっとタイムが伸びると思われる。
だが、今まで何回も、
「手の平をしたにして」
と言っているが、なかなか下に向かない。
どうしたものか？
半ばあきらめの境地で、
反対に言ってみることを思いたち、
「手のひらを上にしてみよう」
と言ったら
なんと、見事に
選手の手のひらが下にむいた！
ということがあったと。
目からうろこがおちるような思いでした。
自分ではこれが普通、当たり前だと思っていることも、
うけとる側は人それぞれ、自分なりの解釈がある。
確かに考えてみたら、すべて、人それぞれですよね。
その選手の方もそれ以来フォームが変わり、タイムも上がったようでした。
その話を聞いて以来、自分自身もなるべく視点や角度を変えて
物事をみるようにと心がけています。
そして、理解してもらいにくい場合は、再度、違う角度から、
伝わる方法やその「ことば」を考えるようにしています。
それでもまだまだ・・・奥が深く、ほんとに難しいなと思います。
が、なんとか
その「ことば」に思いをのせて、
皆さんにしっかりと思いを伝えられるよう
これからも日々努力していきたいと思います。
本日も1日お疲れ様でした。
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