もしかして映画化・・・

みなさんこんばんは

KidsTech蒲田教室の瀧川です。

先日、イギリスのカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞に耀きました。イシグロ氏の作品は、映画化や舞台化またドラマ化されているようです。映画化と言えば・・・

ある夏の日、不意に涼しくなった一日をみはかり、自宅二階の片付けに着手しました。

二階には夏の熱気がたまり、バナナが育つ程の温度です。スイッチを入れても冷房が効くまでは時間がかかり、部屋が冷える頃には片付ける気持ちも失せると言う、悪のスパイラルです。

「今日は本棚だけでも」と思い、本をジャンルに分けます。小説・スポーツ・観光・歴史などなど。写真の整理同様、本の整理も整理中に見入ってしまいます。

本を整理しながら、その本を読んでいた頃のことが走馬灯のように蘇ります。案の定、本の整理ははかどりません。

まったく読んでいない本もありますが、途中で読むのを止めた本の何と多いことか。その中の一冊に目がとまり、今回の断捨離は終了となりました。

本のタイトルは「なぜ会社はかわれないのか」。日本経済新聞社の発行した、バリバリの経済ものストーリーです。私の本棚には不似合いな本なのですが、これは私にとってかなりレアな本なのです。厄介者の瀬川が会社なので活躍をしてゆく内容の本らしいです。

何故曖昧な「らしい」と言う表現かと言えば、読んでいないからです。それならば何故この本がレアかと言えば、この主人公らしい瀬川、実は私なのです。瀬川と瀧川、似ていませんか?

作者である柴田昌治さんに、「悪人で、今度本に登場させてあげる。」と言われたので、本が出来上がるのを楽しみに待っていました。

本が出来上がり贈られてきた時には、私は外国映画の中でクリスマスプレゼントを開ける子供のようなリアクションになっていました。気を使っていただいて、瀬川となったのでしょうが、記念としては「瀧川で良かったのに・・・」とも思います。

私は小学校卒業の時に、読破した本がほとんどありませんでした。記憶では「消えた2ページ」とか言う本しか読破していなかったように思います。先生にもっと読書するように諭され、中学校では他の勉強そっちのけで、本しか読まない極端な生活になったと記憶しています。これが私の第一次読書ブームです。

柴田さんから贈られて来た本に、瀬川として登場した時が、私の第二次読書ブームとなりました。人は何が「きっかけ」となり、以前とは別人になってしまうかわかりません。この「きっかけ」は、善い方向にも悪い方向にも向かわせる力があります。

登所される子供たちに、良い化学変化がおこる言葉やうながしを、注意を払い慎重にして行きたいと思います。私自身が子供たちの一生ものの善い「きっかけ」になれるようになりたいですね。

そんなわけで、今年の目標の一つは、贈られたこの結構分厚い本の読破です。待てよ、本になったと言う事は映画化の可能性も0.001%位あると言うことです。皆様も、秋の夜長に一生涯心に残る本でも読んではいかがでしょうか。
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