みなさんこんばんは
KidsTech蒲田教室の瀧川です。
我以外皆我師。
これは 小説「宮本武蔵」などで知られる作家吉川英治の言葉です。「新太閤記」のなかで 秀吉が 自分の無教養を補うために 自分が接する全ての人から少しでも学ぼうとした言葉「我れ以外みな我が師也」として出て来ます。
私が アルバイトでテニスレッスンを始めた時に 人との接し方で悩んだ時のことです。私は男三兄弟の末っ子で 家族のなかに女性は 母と祖母だけでした。しかも高校は 男子校のため テニススクールの圧倒的多数の女性に慣れていませんでした。
生徒の方とどう話したら良いのか 解らないときに参考にしたのが 「我以外皆我師」でした。当時 テレビで人気のあった コント５５号の萩本欽一氏の話し方でした。萩本欽一氏は よく「～なのよ」のような女性的な言葉を意識的に使うことで 優しく柔らかいイメージを出していました。当然 好感度も高いわけです。
それから自分も レッスンで意識的に使いながら 今の自分が形成されたわけです。気のせいか性格も 優しくなったかも知れません。
言葉には魂が宿ると言われます。発する言葉により身体が清められたり 毒されたりすることは あると思います。子供たちを見ていると テレビやゲームなど 様々な環境の影響で 言葉が乱れがちになっていることがありますね。
子供たちをサポートする中の一つとして 言葉の乱れを正すことは かなり重要な一部かと思います。
子供たちの口から 優しくユーモアに富んだ言葉が ポンポンと出て来るように なるまで 見守りたいですね。
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