みなさんこんばんは
KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。
ありきたりですが 「寒い日が続きますね」。場所によっては 雪が大変なことになっています。
雪と言えば 韓国で平昌オリンピックも始まり冬のスポーツが盛り上がりを見せています。平昌の文字を見ると 平尾昌晃を思い出してしまうのは わたしだけでしょうか？
話は変わりますが日本では昨年末より 角界での問題が次々と湧き上がりました。日馬富士の暴行事件から始まり 行司の式守伊之助のセクハラ問題などです。
相撲は日本の国技なので 「伝統を汚さないようにして欲しい」と日本中が思っていることでしょう。以前から厳しい伝統や稽古のゆえなのか 角界では暴行や八百長疑惑などが報じられて来ました。
先日テレビの対談番組で 久米宏さんがこんなことを言っていました。久米さんは もともと相撲は好きではなかったのですが 元力士の｛舞の海｝に求めた質問の返答を聞いて 一気に相撲が好きになったらしいです。
その久米さんの質問とは「角界は狭いので メールをするような友達ばかりだと思いますが 千秋楽をむかえて自分が２勝くらいで 友達が７勝７敗だったとしたら 自分は力が入らず まあ負けてもいいか。とか思うことはないですか？」と暗に八百長のようにしてしまうことはないですかと質問したようです。
舞の海は一言「久米さん それも含めて相撲です」と答えたようです。
はっきりと言わないまでも 言葉の裏に何やら怪しげな世界があることを 感じる一言ですね。この語彙力と言うか表現力は凄いです。一言で言葉をなりわいにしている久米宏を 納得させてしまったわけですから。
相撲の歴史を 五穀豊穣を祈る神事のところまでさかのぼると 神話の時代になってしまいます。今の相撲が形成されたのは 江戸時代です。その当時の相撲は 興業であり見世物でした。スポーツとして考えるから問題なので 伝統的興業と呼べば ほとんどの問題は解決します。
キッズテックの子供たちやご家族の方たちにも 一言で納得してもらえる言葉や言い回しが言えるといいなぁと思います。指導者たるものは 豊富な表現力や語彙力を持たねばなりません。やはり人に何かを伝えるのに言葉は不可欠ですから。
相手にスッと入って行く言葉を見つけるのは 難しいです。子供たちや親御さんに対する言葉は ベストではなくても ベターであるように心がけ 言葉を選んで行こうと思います。選んだ言葉の問いかけに 子供たちからの「笑顔」がもらえたら「ごっつぁんです」。
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