あたり前のことを 感謝。

みなさんこんばんは

KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。

暖かい日が続き 不意に寒くなった日に思い出したことがありました。

新宿駅で山手線を待っていると目の前に東京モード学園コクーンタワーの頭が ちょこっと見えます。丸みを帯びたアミアミの独特な形状のビル。冬には いつも暖房の排気なのか てっぺんから湯気が出ていました。最近は暖かくなったせいか この湯気は見えなくなりました。冬の間 私にはこの湯気の出たビルは 火の消えた瞬間のロウソクにしか見えませんでした。

スカイツリーや京都タワーを見ても 何故かロウソクを連想してしまいます。東京も京都も いわゆる 西を白虎・北を玄武・南に朱雀・東に青龍を配した風水に守られた祈りの都だからでしょうか?

思い出したのは 冬の日にそんなロウソクビルに時々「お手ての シワとシワを合わせて幸せ 南無~」と手を合わせていたことです。ロウソクの火を見ると 思わず手を合わせてしまうのは日本人の習性なのでしょう。私は ただこれから始まる1日の安全を願ってのお祈りだったのですが 対岸のホームで見た人は「線路を前にした祈り」を不吉に思っていたのかもしれません。

先日あるラジオで 世の中には 寝る前に自分の手足に『今日も 動いてくれてありがとう」と手を合わせている子供が沢山いると言う話を聞きました。自分の思うようにならない手足は 祈るくらいに大変な状態であり 動くことへの心からの感謝を感じての祈りだと思います。確かに 私たちは当たり前に動く手足のように 当たり前のことには なかなか有難みを感じないものです。

ラジオを聴いていて 立派な子供たちだったのですが 反面祈らない強さも持って欲しいなと感じました。彼らたちが生きてゆくには 大人になるにつれて社会の風当りは強いと思われます。だから 祈らなくてもしぼまない強い心を育んで欲しいと願います。

出来る限りの努力をした後 最後に 心のよりどころとして 祈りの力をいくらでも借りればよい。そして 打たれ強く生命力に満ちた笑顔を振りまける子供たちになって欲しいと願うばかりでした。

今度から 線路前で祈る時は 気付かれないように祈ります。
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