子どもを誉めることよりももっと大事なこと

こんばんは、キッズテックの松浦です。

子どもの自信や自己肯定感を上げるために「誉めること」の大切さを言われることが多く、特に発達障がいの子どもに対しては誉めることの重要性が説かれることが多いです。

ですが、それ以前にしなくてはいけない大切なことがあると思っています。

それは、子どもを一人の人間として認め、接するということです。

誉めることって子どもにとって嬉しいことですし、自信や自己肯定感の向上に繋がる素晴らしいことだと思います。
ですが、ある意味、上から目線とも感じることがあります。

なぜなら、子どもの取った行動が誉めるに値するかどうかの尺度はその誉める行為をする大人の視点のものなのだと思うからです。
大人に期待に沿う行動を取ったかどうかになってしまうと思うのです。
(繰り返しますが、誉めることで養われる自信や自己肯定感の向上はとても重要です)
そして、その逆は、注意になります。その尺度に合わないこと、つまり、大人の意に沿わないことは否定してしまうのです。
誉めよう、誉めようとすることは、実は子どもを否定することと表裏一体なのです。

子どもを一人の確固とした人間であることを認めるということはそんなものさしを取っ払うことです。
大人の友人のように、生徒との会話を楽しむということです。

私は大人の友人と接する時、いちいち相手を誉めようとか、注意しようと思いながら接していません。
会話をする中で、すごいことを聞いたらすごいねと言うし、ちょっとどうなのかな?自分の考え方とは違うなと思うときもいったん飲み込んで、そういう考え方もあるんやなとか、
そういう価値観もあるんやなといったん受け止めます。少し考えて、それはちょっと違うんじゃないかな、これは伝えた方が相手のためになるんじゃないかなと思ったときは、慎重に言葉を選んで自分の気持ちを伝えたりすると思います。

子どもと接する時も私は同じことを実践します。自分の物差しはいったん脇に置き、日常会話を楽しみます。
自分の物差しをいったん脇に置けば、」一見突拍子もないような行動は否定すべきことではなくなります。
むしろ、そういう物事の見方があるんやなって子どもに教えてもらえます。自分の視野を広げてもらえます。
その中で、例えば自分が知らないことを生徒が教えてくれたら「そんなこと知らんかった!そんなことを知ってるのすごいね!」や、
「自分の知らないことを教えてくれてありがとう」という言葉を伝えます。
誉めようとしなくても、賞賛や感謝の気持ちが自然と出ます。
結果的に誉めることや生徒の自己肯定感の向上に繋がると感じます。

だから私はただただ、子どもの話を聴きます。
話の内容がよく分からない時もありますが(笑)、「うん、うん。そうなんや。」と聴き続けます。
そう聴き続けること自体が子どもの存在を肯定することに繋がると思っています。
なので今日も明日も生徒とたわいもない話をし続けます。

今晩もお疲れ様でした。

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