挨拶は心をこめて・・・・ 

みなさんこんばんは

KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。

事業所から見る桜も 2度目です。キッズテック蒲田も 早いもので一年です。でも本音を言えば「まだ一年ですか?」と言う気持ちもあり 中身の濃い一年となった。節目を迎えたことで 見直すことや再確認をする必要があった。

その一つが挨拶です。

カリキュラムの時の「分離礼」の際の行動や声の合わせ方など。例えば 挨拶時に 男の子は身体の横に手のひらを伸ばし 女の子は身体の前で 手のひらを合わせるなどの所作の話です。

日本では日常的に行われている お辞儀や挨拶ですが この手のひらの位置の違う2つのお辞儀のルーツは 室町時代と1950年代にさかのぼります。

室町時代には目上の人に道を譲る風習がありました。あの金閣寺を建てた将軍足利義満は 背が低かったため人の横を通る時に 背の高い者に見下ろされる事を気にしたと言う。そこで視線を下げさせて 敬意を示させようとした。

頭を下げる際に 刀が落ちそうになるため刀を押さえるように手を添えたのが 後に手のひらを身体の横に伸ばすお辞儀の始まりになった。

もう一つの手を前に組む挨拶は 歴史が新しく1950年代初頭に キャビンアテンダントが始めたものらしい。手を前にすると肩幅が小さく丸くなり 柔らかい雰囲気になったため旅客機で採用された。まだ航空運賃も高価で 雰囲気もお高かったためイメージアップのために始められた。

この時 前に組んだ右手を上にするのは 利き腕をあけて すぐ動いてお役にたちますという気持ちの表れ。組んだ右手を下にするのは 利き腕を隠すことで「あなた様には危害を加えません。ご安心下さい」の意と言います。

その後 キャビンアテンダントは 企業や全国各地の講演会にひっぱりだこになったため 手を前に組む挨拶が日本に急速に浸透した。

キッズテックで行われる僅か2~3秒の挨拶に 700年もの歴史が詰まっているかと思うと「不思議の国 日本」だなと改めて思う。

人と人の繋がりは 顔を見合わせることから始まります。これから多くの人達と出逢う子供達には 挨拶がキチンと出来て欲しい。また 第一印象など考えれば 身だしなみも大切だ。日々のカリキュラムの中で気にとめて指導して行きたいと思う。

義満のエゴから始まったこととは言え 子供達にはこの事実を是非とも伝えたいものだ。毎日のカリキュラムでの挨拶に 700年の歴史を感じてもらえれば お辞儀一つも有り難く感じるかも知れない。
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