みなさんこんばんは
KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。
海の向こうアメリカでは メジャーリーガー大谷翔平旋風が吹き荒れています。投手としては すでに４勝をあげ 打者としては ３割をキープしています。このまま怪我なくシーズンを終われば 間違いなくスーパースターの仲間入りです。ベーブ・ルースを超えるなどと言われていますが それはまだオコガマシイかなと思います。でも永い大リーグの歴史の中でも大谷選手は 稀有な存在であることは 間違いありません。
大谷選手は大リーグ挑戦に向けて 計り知れない準備と努力を重ねてきたことでしょう。
準備と言えば 私はながいことテニスコーチをやって来たため 癖がついた事がいくつかあります。この中の一つが レッスン前に必ずトイレに行くことです。トイレに行きたくなくても必ず行きました。レッスンの９０分～１２０分の間に コーチがトイレに行くなんてありえない事ですからね。
なので今でも何かを始めようとする時は 必ずトイレに行かないと落ち着かないと言う 癖がついてしまいました。癖と言うよりは準備であり習慣です。何かをやろうとする時に 私に必要なのは準備です。このことは イイカゲンだった中学・高校時代に戻り 当時の自分に教えてあげたいです。「何事も準備が大事だぞ！」と。
誰もが知っている 松井秀喜と言う野球選手は 高校時代からスーパースターでした。プロになっても大リーガーになってもスーパースターでした。才能の固まりである松井選手は もっと記録を残せる選手だったはずです。でも皆が思ったよりは記録を残せなかった。原因は 準備という点での不足であったように思われます。彼は寝坊の遅刻常習犯だったようです。このタイプは いざと言う時は頼りになるが コンスタントに成績を残せないタイプだからです。
それでも偉大な選手を比べるのはどうかと思いますが イチローの活躍ぶりや記録はいかがでしょう。彼の「準備」は修験道者のようです。道具や身体の準備は朝から晩まで行い 毎日同じルーティンの繰り返しです。何時間も前から球場入りし入念にウォーミングアップをします。これを絶対欠かすことはありません。今年の５月からシアトル マリナーズのスタッフとして永久契約になったのも イチローの「準備」と言う野球への姿勢が若手選手に与える好影響を考えてのことでしょう。
イチローは たぶん何をやっても成功するタイプだと思います。
誰でも失敗はします。ドキドキ落ち着かないこともあります。その都度 準備不足を後悔したこともあるでしょう。物事の不安やドキドキや緊張は 準備不足などによる自信のなさなんです。
準備が出来ていて失敗しても 誰も責めたりはしないでしょう。
キッズテック蒲田に通われている子供たちは ものごとの切り替えが苦手な子もいます。子供たちには カリキュラムの始まる前やカリキュラムの中でも 準備することの大切さを身に付けさせたいですね。
それには第一に 時間に余裕を持ち 身のまわりを整え準備することです。
準備の大切さを身に付けた「金のタマゴ」達は 大谷翔平のように世界に羽ばたいて行く可能性を秘めています。
半世紀以上の人生を生きてきた私が もう一言加えれば 「準備は最低限の準備です。準備に時間をかけ過ぎたり 完璧を目指すと 物事は何も進まない」。
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