みなさんこんばんは
KidsTech蒲田教室の和中です。
先日ネットのニュースを見ていて気になった記事がありました。
それはアメリカのロサンゼルス空港で起こった出来事です。
搭乗ゲートで飛行機を待っていた1歳半ぐらいの男の子が叫びながら走り回り、
ついには床に横になって「飛行機に乗りたくない」と駄々をこね始めたそうです。
まだ若く、一人で子どもの世話をしていて明らかに妊娠していた母親は、
気持ちがいっぱいいっぱいになったのでしょう。
言う事を聞かない子どもの横に座り込み、両手に顔を埋めて泣き始めてしまったそうです。
でもその瞬間素晴らしいことが起こりました。
その場に居合わせた6,7名の女性が泣いている親子に近づき、知り合いでもない赤の他人同士である女性たちがみんなで一緒に親子を取り囲むようにしてひざまずき、親子を慰めはじめたそうです。
子どもに飲み物を与えたり、歌を歌ったり、あやしたり、母親に水をあげたりしたそうです。
女性たちは事前に打ち合わせをしたわけでもなく、知り合いでもなかったのに、
ある親子のピンチに遭遇して”助けなければ”と思ったのでしょう。
日本なら見て見ぬふりをし、嫌な顔をする人も多く、「迷惑かも」「余計なおせっかいだと思われて恥をかきたくない」と考えてしまい、自分自身もはたしてこんな勇気のある行動をとれたのかどうかわが身を振り返ってしまいました。