みなさんこんばんは
KidsTech蒲田教室の瀧川正章です。
相変わらず芸能人の薬物問題は 後を絶えない。薬物とは関係ないが このあいだ あるテレビ番組が やらせが原因で終了になると聞いた。番組は視聴率無くしては考えられないものになっているので 視聴率を取るためには やらせなんて当たり前なのに・・・と思ったが・・・。
私は そもそも随分前からテレビの番組やニュースを信用していない。なぜなら その内容にかかわらず 映像として流れると 送り手の意図に関係なく それは絶大な説得力を持ってしまうからだ。嘘が多いと思っているくらいが丁度良い。
私が なぜ「やらせ」なんてテレビ界では「あたり前」と思うようになったのか？もう２０年以上前の話だが とあるスポーツチャレンジ番組に応募したことがある。その収録でのことだ。
テニスのサーブで９枚の的を全部落としたら １００万円獲得できるチャレンジだった。 その日は日本列島に台風が上陸した日であり 突風が吹いていた。雨は降ってはいないが 最悪のコンデション。１球打つ度に風でパネルが落ち 修理待ちとなる。それが実力と言われれば仕方ないが 集中力も削がれて 結果は６枚だった。
のちに放映を見ると その様子は微塵も映っていなかった。テレビに映っていたのは ○稲田大学の有名選手と応援の「キャーキャー」叫ぶ学生たちであった。的当ての成績が良いなら仕方ないが７枚くらいだったろうか・・。でもこれが問題だ！
確かその有名選手は 収録時は０枚か１枚だったはずだ。私は「状況が悪いにせよ有名選手でも大したことないな」と思ったのを覚えていたからだ。私は 台風が近づいて来るので早めに帰ったが 有名選手一行は何故か残っていた。
そう 後で番組として成立するように 何回か取り直していたのだろう。オンエアでは花形選手が後輩女子大生の声援を受け 次々に的を落として行く姿が放映された。確かにテレビ映えはするが 純情な私には 衝撃的な事件であった。「これが大人の世界か？」視聴率・スポンサー 第一主義である。やらせは昔も今も変わってはいないのだ。そして たぶん無くならないであろう。
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