長い目で見守って

初めてブログを書かせて頂きます。
Kid’s tech 武庫之荘教室の幸長(ゆきなが)です。
幼稚園教諭と保育士を経て、ご縁があって今日に至ります。
子どもたちの気持ちを受け止め、大切に見守っていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。

私は、物心がついた頃から「先生」を夢見ていました。
その為にピアノを習い始めることになります。
いざ始めると、思うように弾けないことや、弾けるようになっても次の曲が課題になること。
発表会への緊張感などで、幼い私にとっては辛いことのほうが多く感じられました。
持ち前の負けん気の強さで、やめると口にせず、泣きながら毎日ピアノに向かっていたことを思い出します。

念願の「先生」になってこどもたちの前でピアノを弾いたとき、とても楽しくて幸せになりました。
5歳に始めた出来事が、約15年の年月を経て、ようやく自分の元に、こんなしあわせな形となって返ってきてくれたのです。
ピアノが弾けることは私の強みになっていました。

キッズテックにも通ずることがあると思います。
クリアすべき課題が明確に見えている分、思うように進まなくて悔しくなったり、
難しい技術なのですぐには自分のものにならず、落ち込んだり。

でも、今はまだ分からなくても、必ず子どもたちの中で力になっています。
思ってもいない形で可能性が広がるはずです。

子どもたちの力を信じて、焦らず、長い目で見守っていくことが大切であると、
身を持って感じている私です。

本日もおつかれさまでした。

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